☗将棋とは
将棋は9×9、81マスの盤上で互いに20枚の駒を配置し、一手ずつ交互に指し(駒を動かし)ながら、先に相手の王様(王将)を取った方が勝ち!というゲームです。
駒の動かし方さえ覚えればあとは難しいことはありません、狙いは一つ「相手の王様を先に取る」だけです。
チェスも同じく王様(KING)を取り合うゲームですが、取った駒は使えません。将棋は相手から取った駒を自分の駒として使うことが出来ます。そのため、より複雑な戦いを楽しめます。また大逆転が起こりやすいのも魅力の一つです。
(詳しく知りたい方は参考にしてください)
*将棋の入門テキスト⇒
*将棋のルール
(八将館こども将棋教室提供))
☖将棋の段・級
まず、将棋の段級はプロとアマチュア(以下アマ)に分かれます。一般的に「将棋○段」というのはアマの段位です。
アマの級位は道場や教室によっても変わるが下は15級くらいから始まります。(将棋ウォーズは30級から。10級から始まる教室や道場も一般的)
そこから上達するにつれ数字が少なくなり、最後は1級となります。1級の次は初段、ここから有段者です。初段からは順に段位の数字は大きくなっていきます。アマの最高段位は七段まであります。
アマの段級認定証は将棋連盟・支部や資格のある指導者から発行されます。
日本将棋連盟認定の和紙で出来た立派な免状が欲しい場合は、支部の支部長またはプロ棋士・認定資格者からの推薦があれば獲得することができます(段位により費用は変わります)。
また一般の将棋道場ではその道場ごとに昇級規定があり、席主(道場責任者)が”○○道場3級認定”というように認定を行なっています。
一昔前の段級のイメージとしては、仲間内に敵なし=3級、町内に敵なし=初段、県の代表レベル=四~五段、アマ全国優勝者=六~七段という感じでしょうか。。ご自分の棋力を知りたい方は地元の大会に出たり、近くの支部の方にご相談を。(八重山支部主催大会でも段級認定を行なっています)
☗将棋上達法
いろんな上達法があると思いますが、どれか一つではなく複合的にやるのがいいと思います。
(以下の上達メニューも参考に)
初心者向け:*1手詰め。はさみ将棋,将棋パズルなどのゲーム。実戦練習50局。
初級者向け:*3手詰め。得意戦法をもつ。詰みパターン、攻めパターンをもつ。実戦練習100局。
中級・上級向け:*3~5手詰め。手筋を学ぶ。棋譜並べ。実戦練習100局。
初段前後向け:5~9手詰め。好きな棋士・戦法の棋譜並べ。戦法本(定跡)を学ぶ。実戦練習~
目指せ高段者:詰め将棋全般。棋譜並べ。毎回テーマを持って対局に挑む。
一人だと挫折もあるので、仲間・友人を作る(ライバルをもつ)とさらに効果的です。
☖将棋本の選び方
入門ガイドから高段者・プロ御用達レベルまでいろんな将棋の本があります。
自分に合った本を選んで強くなりましょう。
初心者は入門本と1~3手の詰め将棋本を読み込みましょう。少し自信が付いたら初心者向け戦法の本を読むといいでしょう。級位者には手筋や寄せ、(級位者向けの)次の一手もおすすめです。
専門的な戦法の本は級位者向けは少ないですね、どうしても内容が高度になってしまいがちです。少し中身を覗いてみてから選ぶといいかと。プロ棋士の実戦集(高価)などは有段者になってから読めば良いです。
プロの世界や最新の将棋界情報を知るなら連盟が発行している「将棋世界」という月刊誌もあります。